2012年12月9日日曜日

あの日、前の恋人とした約束。


訪れていただいてありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。新しいラベル設定もしました。
僕の個人的なトラベルハックです。ぜひ、読んでみてください。

〜個人的旅ハック〜
旅で英語が出来なくてもいいですか?—ダメです。  世界一周ブログ注目記事3位、旅×英語の僕の意見。
あなたは旅にどんな本を持っていく?  小説?マンガ?図鑑?ビジネス本?自己啓発?僕は童話です。
日本人宿は好きですか嫌いですか?   海外で日本人が集まる。。。どう感じますか?
世界一周ブログランキングとの付き合い方。 旅人ブロガーにとってランキングって何?

〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

気球に乗ってどこまでも。   カッパドキアでのバルーンフライト、圧倒的な渓谷の景色。
イスラム世界は遠いのか?   ここまでの旅で出会った、イスラムの多様性ある世界とその芸術。


〜想い〜

欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。

沈没しちゃえよ、海外で。   日本に沈没してる人っていっぱいいるよね。本質はなんだろう?
偶然の出逢いだけが素敵じゃない。 日本で出逢い、イスラエルの友達との再会。
アジアにありがとう、ヨーロッパによろしく。 ヨーロッパに入る前に、アジアにたくさんの感謝を。


終わりそうになった僕のブログ。
一度、僕のブログは止まった。そのまま終わろうかと思った。

ある世界一周者のブログの文章。 

僕が世界一周ブログを書くにあたって考え方を参考にしたブログ。
僕のブログが終わる時、僕自身がこんな人間になっていたいし、読む人にもその考えが伝わるように。 

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「僕のブログが、僕の記事が、僕の知らないひとからあなたに届いたら僕のブログを読んでください。その時まで読まないでください。きっとその時にはましな文章が書けてると思うから。」



「・・・わかった。約束する。」


そのひととの約束は信頼出来た。なにせ、付き合っていた頃でさえ僕よりも約束を優先するひとであったから。

"守るつもりのない約束なんてしちゃいけないんだよ。"

大きい約束も小さい約束もちゃんと守ろうとするその人。

たまにそれに苦しませられながらもその意志を貫こうとするその人をみて、

「融通がきかないなぁ。」なんて思っちゃう僕も次第に受け入れて、それこそ考え直させられた。

"彼女は約束を守ってくれる。"

そう確信を持てているからこそ、自分の弱さも、失敗も、未熟さも、変な色を付けずに

僕はここまで素直に文章を書いて来れた。


僕のブログはまだ読まれていないだろう。もしかしたら無理かもしれない。

でも旅での出逢いのように誰がどういうかたちで読んでいてくれるかなんてわからない。

だから、僕はひとりでも多くのひとの目に触れる1位を目指していたりもする。



その人とは連絡もしていない。その人の誕生日から1ヶ月遅れて送った"おめでとう"のメールくらい。

Facebookも友達ではないし、Twitterもフォローしていない。

理由は単純、ケンカ別れして付き合う前の状態には戻れなくなってしまったし、

別れて怒って嫌いになったつもりでいたけど、想うと辛いから。



いまはケンカは済んだ話で、話せるくらいにはなったけど

連絡とって万が一にでも「会いたい」とかそれで帰国とかしたら

「なにしてんの?バカじゃないの。」なんて言われるのが目に見える。笑

例えるなら、バラみたいな人。

"好きかどうか?" そんなの聞かれてもわからない。

別に普段は考えないし、いまは辛くもないし、懐かしい気持ちに近い気でいる。

あたらしい出逢いだって素敵だと想うし、魅力的な人なんてたっくさんいる。

むしろ期待してる。選べるわけじゃないから現実辛いよね。あ、もうすぐクリスマス。



ただ僕にとって彼女は"嫌になるくらい大きな存在"だった。

それはやっぱり別れてから知らされる。

ぼくがそのひとに惹かれたきっかけでもあり、

いまや僕の夢、コピーライターにつながる言葉の使い方や力とで出会わせてくれた。

大好きになってこのブログにもその考え方をたくさん引用しているし、

一緒に箱根にあるミュージアムまで行った"星の王子さま"という本をくれたひとでもある。

日本酒を味わうことの楽しさを知ったのもそのひとがきっかけだったし、

神楽坂の大好きないきつけのカフェに出会えたのもそうだった。

あのひとが好きだったものが別れても僕のなかにたくさん残った。





でもそれはもう"好きな人が好きだからすき"ではなくて本当の"僕の好き"になっていた。

僕はラッドウィンプスが好きだったりするんだけど、その歌詞に


"僕を作ってくれたのは、父親でもなく、母親でもなく、神様でもない。残るはつまりきみだった。

僕が例えばほかの人と付き合ったとして、そのあいだに子供が宿ったとして

そのなかにもきっときみの遺伝子もそっと紛れ込んでいるんだろう"ってのがあった。


僕は何年も何年もこの曲を聞き流していたけど、その人と付き合ってた時にふとそう思ってた。

すきなひとのすきなものが、自分のすきなものになって、

その後の人生でずっと残るものだとしたら、もしかしたら子供にまでうつったとしたら

それはきっとつまりそういうことだよね。

その人と付き合ってた時にいつの間にか憶えたそのひとの口ずさむ歌は、

いつの間にかいまはもう忘れてしまったけど。



僕の夢は正直なところ、その人と"真剣に付き合ったこと"で花開いたと思ってる。


あれだけ付き合ったひとに尻に敷かれたのもはじめてだし、

恋愛で自分のペースにもっていけなかったのもはじめてで戸惑ったっけ。

怒ったときの目を赤くして真っすぐ僕の顔をにらんでくる顔も、

「美味しいご飯があればそれで幸せ。」と言うゆるんだ顔も、

僕の心に刺さって何も言えなくなってしまうような鋭い言葉も、

付き合った人にあんなに泣かされたのもはじめてだった。

もう笑えてくる。



あの人のことを本当に好きだったからいろんなことを覚えているし、

あの人の好きなものが自分の好きな物になってしまっていた。

その前までもそうでないわけではないけども、やっぱりちょっと違った。




結果、別れてしまったのだから"僕なりに"というしかないけども

その"僕なりに"彼女を大切にしたことで、僕の夢は見えてきた。


僕は夢が本当に花開く瞬間を今は知っているような気がする。

僕は比較的早い段階で大人の話や先輩の話を聞く機会に恵まれた大学生だと思ってる。

でも、僕は2年間社会のことを少しずつ知るようになりつつもやりたい"夢"は見えてこなかった。

どの分野にも面白いものはたくさんあるけども、どれも選べなかった。

そして今思うのはセミナーや講演会、企業の話など、

人との対話がくれるきっかけはそのことに対する"関心の出発点"

"悩んでいた答えに方向を示してくれる"だけであるということ。


そのあいだを埋める本当の答えは"自分が大切にしてきたもの、大切にしたいもの"の中にあるのかなと。

"自分が大切にしてきたもの、大切にしたいもの"と向き合ってしっかり丁寧に生きないと見えてこないと。

なにかに依存したままでは、きっと自分は見えてこないと僕は思う。

多くのひとの場合は社会であり、それから離れさせてくれた旅は僕にとってはよかった。

たぶん人生でいくつかある"自分の大切にしてきたこと、大切にしたいもの"の共通点が

本当の意味での"夢"につながるんだとおもいます。

僕の場合は、週末になると足を向けたどこかのお偉いさんのお話やイベント事ではなくて、

目の前の人をただ大切にすることだった。イベントに足を向けることは良いこと。

本当に何が"夢"につながるかなんてわからなくて、その人なりの道がある。





僕らが別れた時、よーこ姉さんにこういわれた。

「ふたりとも意地張って傷つきすぎる前に別れられたからまだよかった。」と。



時間がたって思えば、たいてい意地の張り合いとかそんなもんだよね。

この旅の隠れ目標に"そのわがままを受け入れられるくらい余裕のある大人になる。"は当然ある。

「2歳下でも見返してやる!」っていう変な理由ももしかしたらこのブログを書かせてる力かもしれないな。

今日書いたこと、本当の答えは"自分が大切にしてきたもの、大切にしたいもの"の中にある。ってのは

そのまま、いま僕の世代がやっている就活の自己分析の一番重要なとこじゃないかなぁと勝手に思ってます。



みんな風邪ひかないようにね。
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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行き方、場所などブログには詳しく書きませんので知りたいことがありましたら気軽にコメントしてください。できる限り力になります。
帰国したら会えたりできる関係も作ることがひとつの夢です。




2 件のコメント:

  1. 最近は、このブログを見ることが、日課のひとつになっている。インドで会ったゆきです。
    たくさん共感することもあり、すごく素敵な投稿だなぁ思ったので、初めてコメント。
    読んでて星の王子さまの1シーンを思い出してたよ。
    思ったのは、じゅんいちくんの人柄、雰囲気がこんなにもあったかく、言葉が優しいのは、まさに、目に見えない一輪の花が心の中に大切にしまってあるからなのね。
    自分が大切にしたものは、ずっと自分の中で、生き続ける。そういったものが、自分自身を、自分の行く先を、かたち作っていくのかな。そんな大切なものに出会えたこと、大切なものが見つかったことが、きっとかけがえのない大きな人生の宝物だね。
    ランキング、日に日に上がってて私も嬉しい(*^^*) じゅんいちくんも、体調には気をつけてね。

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    返信
    1. ゆきさん、お久しぶりです。お元気ですか:)?
      コメント、ありがとうございます。そこまでなにか届くものがあって嬉しいです。
      ランキングもなんとかあがって来れました。

      僕も最近になって気づけました。
      自分の大切にしてきた考え方が、人との出逢いをうみ、旅の仕方を変えると。
      それは日本に帰っても変わるものではないかなと思います。

      そっちも寒くなってきてると思います。体に気をつけて!
      またコメントもらえるように最後まで頑張りますね;)

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