2012年12月4日火曜日

旅で英語出来なくてもいいですか?—「ダメです。」


はじめて訪れていただいた方、ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


ある世界一周者のブログの文章。 
僕が世界一周ブログを書くにあたって考え方を参考にしたブログ。
僕のブログが終わる時、僕自身がこんな人間になっていたいし、読む人にもその考えが伝わるように。 


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過去の記事の修復をしています。ほぼ完了しましたが一部、まだ画像が消えたままの状態です。
少々お待ちください。


世界でも有名なアメリカのカリフォルニア大学教授と生徒との会話にこんなのが。。。



生徒「先生!僕、旅に行きたいんですけど、英語できなくてもいいですか?」

教授「うん、ダメです。それなら行ってはいけません。」

生徒「え、それはどうしてですか?」

教授「英語が出来ないと、乗り物の運転手やお店で高い金額を要求されるかも知れないよ?

美味しい料理のメニューを選ぶことだって出来ないよ?

世界遺産の説明なんてまったく理解出来ないよ?

他の海外のバックパッカーとなんて友達になれないよ?友達だと思ってるのはきみだけさ。

みんな自分の無力感を感じて帰ってきて、"英語を勉強したい"と意気込むけど

旅の楽しい思い出から都合のいいことばかり思い出して、みんなそのことはすぐに忘れるけどね。

きみはわざわざ旅に出てまでそんな辛い想いをしたいのかい?」



生徒「.........僕、旅に行きたくなくなりました。みんなと授業で騒いでるほうが楽しいです。でもきっと英語の勉強は始められないだろうな。


教授は自分の意見で生徒を納得させられたことに満足し、

生徒は教授の答えを聞いて、目の前にあったはずの光を失い、うつむいたまま教室を後にした。




この話を聞いてどう思うだろう?真実でもあり、嘘でもある気がする。

なにが真実で何が嘘かは人によって変わるかもしれない。

そこの判断は読む人に任せるけども、この先は僕個人の意見として勝手に書く。

とりあえず100%嘘と言い切れる部分は、この会話のストーリー。

僕が勝手に考えたものだし、気づいた人は鋭い?と思うけど、

「アメリカの大学の生徒がなんで英語できないんだよ。」ってさ。


有名なアメリカの大学の名前でつられて、本当は自分の意見とは違うのに、

無意識のうちに自分を納得させてしまっていたかもしれない。

日常にそんなことって多いかもね。


「あなたなんかにわたしが落とせるかしら。」

"英語のジョーク"が口から出るようになったら、あなたの恋愛対象は日本規模から世界規模になる。

そんなだれかの勝手な妄想がきっかけでもなんでもいい。旅のきっかけとおなじように。

ここまでアジアを旅してきて、思った英語の必要性をここでひとつ区切ってまとめておくことにした。

旅を終えて総まとめもするつもりだけど、この先のヨーロッパでの英語の意義と

アジアでの英語の意義はなにか違うものがある気がするから。



僕の意見は"英語は必要だよ!!"って声を大にして言っておきたい。



「英語が出来なくても旅できる、楽しめる。」

そんなの言われなくてもみんなわかってるよ。

僕も旅を終えた時、人の可能性をはばめたくないからきっとそういうけども

僕の旅を終える前にそう主張しておきたい。 今回は"目的"とかは少し抜きにしてお話ししますね。

下記には役立つこと、困ることなど。。。

懐かしのニューホライズン。

アジアで出会った欧米人との会話で本当に友達になれた時、活きてくるのはヨーロッパ地域でだ。

高い物価の国を旅しなければいけない中で、宿を提供してくれる顔のわかる人がいればどれだけ安心出来ることか。

全部は理解出来ないかもしれない、でも日本のガイドブックとは違う見方でよかった街や国を教えてくれる。

そんなことはみなさんも知っている通りで想像もつくと思う。

僕の体験から言わせてもらう、"英語ができること"の効能は3つあって



ひとつは、"自分のこころを疲れさせないこと。"

ふたつめは"日本語が話せる商売人を調子にのせないこと。"

みっつめは"困った時に助けてくれる人が格段に増えること"



"自分のこころを疲れさせないこと。"

英語で話しかけてくるタクシーの運転手にいちいちビビる。それを何度繰り返すのか?

「もう慣れてきた。」

そんなのはあたまの中でつくったシュミレーションでしかなくて、

確かにどこでも使えるかもしれないけど、思考は止まっていて臨機応変には対応出来ない。


旅をしていて、英語がしゃべれないひとと一緒にタクシーに乗る機会があった。

「はやく行けよ!ルール変更?どうせ嘘だろ。こいつはやめよう。」

その人はさんざんドライバーを罵倒し、飛び出した。

ドライバーもお客さんを逃がしたくないし、だますつもりもないから必死に引き止める。

「離せ、バカヤロウ!!」日本人って本当にキレると日本語でしゃべる。どこの国の人もそうかな。。。

僕はただただ席に座って、それを心配しながら眺めていた。


僕はドライバーがルールが変わったと話し、その根拠、論理にずっと耳を傾けていて納得出来るもので、

むしろ旅人の安全を図る為のルール変更だった。


結局、彼は僕が説得して最終的にその値段で苦笑いをして乗り込んだ。

空気を良くしたくて話しかけるけど、ドライバーの顔に笑顔は戻らない。

印象からの情報も大事だけど、それだけじゃどうにもならないときもある。

「NOだけじゃ断れないから、声を張り上げないといけない。」

ただ見ている僕でさえも心が疲れた。きっとその人はもっと疲れていただろう。

そんなのに慣れないでほしい。心の強さ?それは違うんじゃないかな?

前に書いた記事で言葉が人柄を表すって書いたけど、英語もそうで、

そのドライバーの話し方、使う言葉でその人の雰囲気や性格って見えてくる。



"日本語が話せる商売人を調子にのせないこと。"

日本人はなめられてる。英語が出来ないから、歩き方もって迷ってるから。

日本語がしゃべれる商売人にとっては、アヒルがたくさんお金持って来てくれたように見えてるんじゃないか。

"日本語しゃべれるやつにろくなやつはいない。" でも、たまに日本好きの人もいる。

「そんなやつとは話さない!」

そんなことを決め込んでいても耳に入ってくる言葉に惑わされる。

一度返事をすると彼らは一気に調子に乗る。練習成果の発揮のしどころだ!

彼らの重ねた経験がものを言い、笑顔の裏で機械的におなじように日本人旅人を誘導する。

知らない土地で情報のまとまらない日本人旅人の頭とは違って、彼らの頭は冷静で落ち着いている。

その立場を対等以上まで持っていくのが英語。

彼らも英語が得意なわけではない。言葉をあたまの中で探してから口に出す作業を重ねていくうちに

"彼らのあたまの中に旅人をうまく誘導することを考える余裕がなくなっていく。"

ひとつめにもつながるけど、大きな声を出さずに会話は淡々と僕のペースで進んでいった。

ぼくはこんな感じでぼられることはほぼなかったし、

逆に彼らと会話したことで、商売を超えて最後は笑顔で別れることも何度も出来た。


"困った時に助けてくれる人が格段に増えること"

詳しく語る機会がなかったけど、これこそ旅して最も実感すること。

ホテルから電車に乗る為にバスで行こうとしたら膝までの洪水に渋滞が重なり、まったく身動きがとれなくなった時があった。

ぎゅうぎゅうのローカルバスに、場違いな旅人。

ふとしたきっかけで少しずつ言葉を交わし、心を交わした夫婦がいた。

「バスでは間に合わない。歩いたほうがいいかもしれない。」そういわれた。

その通りだと思い、どこかもわからない道に降りる。

すると「着いてきなさい。」雨の降るなか、膝までずぶ濡れになりながら僕らを送り届けてくれた。

僕はただその背中を追いかけることしか出来なかった。

表現していい、感謝の言葉が見つからなかった。これはインドでのことです。

言葉を交わさずとも助けてもらえたこともあります。

でも、いつもそうやって助けられるのを待ちますか?


サフランボルのエフェゲストハウスのおかみさん、

ヤスミンさんは日本語も含めた8カ国語が文法もしっかりと話せる。

学校で勉強したのではなくて、訪れる旅人から言語を学んだらしい。

きっとそれは子供たちにも引き継がれるだろう。

宿の名前の由来、男の子のエフェが将来ゲストハウスをまかされた時、

そこはどんな旅人にとってももっと居心地のいいところになってるかもしれない。

そしてエフェは世界のどこでも誰とでも言葉を交わして、楽しめるチャンスを持てるかもしれない。

その一方で、日本人は会話が出来なくて会話に置いていかれるかもしれない。

"日本"っていう国自体も世界に置いていかれるかもしれない。



環境は多くの意味でとても大事で、僕自身フィリピン留学を経験している。

でも留学だけが環境ではなくて、好きな海外ドラマにのめり込むこともひとつの環境要因だと思う。

日本アイドルが好きで、日本語を学んですらすら話せるようになったタイ人や

日本のドラマにハマって、日本に来る前から流暢な日本語を話せる台湾人の友達を僕は知っている。

彼らに"環境"ってもっと小さいことから始められて、案外近くにあるものなんだと思わされた。

高いお金を払うことでも、海外に行くことだけでもなくてさ。



「旅に英語なんてなくてもなんとかなる。」

建前はいくらでも誰にでも言えるけど、僕は僕が知ったその奥にある"楽しさ"を知ってもらいたい。

英語を学ぶという楽しさも。


最後にひとつ、教授の話。

教授「あ、ひとつ言い忘れた。英語も出来ない"愚か者"でも

笑顔の裏に悔しさを忘れない、自分の弱さを知っている

"賢い者"だけは特別許すよ。思いっきり旅してこい!」



この言葉は嘘でしょうかどうでしょうか?

おしまい。
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長かった。。。次の記事は僕の残りの旅の期間についてかな!
上位に入るまであと2枚くらい壁を超えなきゃいけないと思ってます。
応援してください。

今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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