2012年11月15日木曜日

なに人が良くて、なに人が悪いかなんて。

はじめて訪れていただいた方、ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


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エルサレムの朝。オリーブ山、イブラヒムピースハウスの屋上から。 

イスラエル人は世界中から入植して来ています。優しい人もいれば怒りっぽい嫌な人も。

ヨーロッパ、アメリカ系が多いです。それにアラビア人系も。

ユダヤ人は独特な世界をもっていますね。

なかなか話しかけづらいですが、やはり落ち着いた雰囲気が賢さを漂わせます。

パレスチナ人はさらに友好的な印象です。先入観とのギャップに驚かされました。     
ユダヤ人。
パレスチナ人。
イスラエル人女性兵士。
アラビア人。

そんなイスラエルを、世界の国をほんの少し旅しただけで得た経験から、

「あの地に住むひとたちはどうだった。」なんて語れるだろうか。

話しかけた人数が平等なわけでもない。

たまたま機嫌が悪い人に出会ってしまい、迷惑をかけたから怒ったかもしれない。

人間の善し悪しの基準なんて、世界にはない。

"なになに人"なんていうのは本当は世界に必要のない考え方で

あるのは自分たちが優位でありたいと思う、

優位になろうとする差別をつけたいからある、のではないかと。




僕の大好きなイスラエル人の友達のジルも、

エルサレムに着いた時に乗ろうとしたタクシーの運転手も、

僕が行き先を告げると、「あそこはアラビックの奴らがいるところだぞ。」

その言葉が自然と彼らの口からでたことに驚いた。



「そんな深いところに、その気持ちは植え付けられているのか」と。



ジルと一緒に車の窓から遠くの分離壁をすこし一緒に見た。

「あれが分離壁だ。」と彼がいうのに、しばらくその長さに唖然としながら

「あれでいいの?あれが必要なの?」そう聞くと、

「。。。アラビア人はたまにテロを起こすから。」

そう重そうに口を動かした。



"アラビア人"、"日本人"

そういった区別をすることで、まとまりとして人間を認識することで

ある複数またはひとりの行いが全体と見られる。

ひとつの悪いニュースがぼくらのその地の印象を"危険"と印象づけるように。

たったひとつの行いで社会がその人の印象をきめてしまうように。

「本当はアラビア人にもいい人、悪い人がいる。」

そんなことをわかっているから、彼の口は重く動いたのだと思う。


ー正直、ぼくはイスラエルでアラビア人のほうに多くお世話になった気がする。

怖そうな顔で足早に歩くイスラエル人よりも、

のんきそうに過ごすアラビア人のほうが話しかけやすかった。


ってぼくも考えた。


世界をここまで旅をしてきて、ニュースや何かの情報でつくられた

すでに作り上げられていた自分のなかの知識や先入観が

幾度となく自分の目で確認することによって

その場所の世界の一部分でしかないことを思い知らされてきたのに

ぼくもまだ"なに人は〜"というふうに考えてしまう。




もっと言い方を変えたい。変えよう。

"アラビア系のひとたちに多いのは。。。"

"一部のユダヤ系のひとたちも。。。"

という表現のように限りなく、決めつける言葉遣いを避けたい。

その言葉遣いが自然と出来るようになった時には、僕の意識は変わっていると思う。



そしていま、イスラエルはガザ地区に攻撃を仕掛けているらしい。

イスラエルが建国のために追い払った、パレスチナの土地にもともと住んでいた人々。

ぼくが訪れたパレスチナ地区とは場所もかけ離れているが

「この笑顔に溢れた人たちが武器を持って本当に戦うのか?」

そんな気持ちにさせられていた。

10名の方がなくなったらしい。子供も過激組織も含めて。



イスラエルに住む人々の笑顔も知って、

パレスチナに住む人々の笑顔も知った。



たまに世界を見て回って、どうしようもない現実に胸を押しつぶされそうになる。

今日もまたそんな感じ。
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
明日でイスラエルもラストエントリー!分離壁に描かれた世界中からのメッセージについてです。

読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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