2012年11月10日土曜日

人柄につながる言葉。

はじめて訪れていただいた方、ありがとうございます。
僕の旅エントリーのおすすめです。ぜひ、読んでみてください。
〜風景〜
また会いたくなるところ。   チェンマイにある日本人の知らないダムに浮いたゲストハウスの記事。
自分だけの景色を探して。   ダージリンで眺めた茶畑の美しさに目を奪われた。

一生一度の沐浴。       インド人と並んでガンガーに浸かる。一生に一度の経験。
瞑想のその先に。       インド、ジョードプルで瞑想に挑戦してみたときの場所が絶景。

ダハブな生活。        海に、街に、人に恋してしまうダハブの日常の魅力。

〜想い〜
欠けたもの、気づけたもの。  いざ世界一周に出て知った自分の弱さや本当に求めていたもの。
時間と僕。          小さい頃、時間は友達だったはずなのに。。。いまは競争相手だ。
チャイのコップは投げられた。 コルカタで道を歩いていたら、、、どう受け止めるかの葛藤。
愛はいつも行動の中にある。  昔の恋愛で見えなかったことがすこしづつ見えてきた時。
インドなんて嫌いだよ。    だれがこんな国をすきになる?。。。。。でも、僕は嫌いになれなかった。
夢を見つけた時。       人は夢を探してるのに、本当に見つけたらどんな気持ちになるかな。ぼくは。。。


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「人が何気なく使う"言葉"のなかに、そのひとの人柄が現れる。」

言葉の強さは意志の強さ、その人の人間性の強さ。

言葉の優しさは、その人の雰囲気のなかにある包容力。

言葉の弱さは、ただの言葉でしかないということ。

言葉の怖さは、ひとに治りの遅いを傷つけること。

時にひとのこころを動かす武器になって、時になんの役にも立たないのが言葉かな。


アメリカ合衆国大統領選挙でバラク・オバマの再選。

この国の政治ではまだ根強く言葉のちからが残っている。

それはつまり、ひとのこころを動かして国を引っ張る政治が行われていること。

そして、その選挙に一心に尽くし歓喜する国民もそこにいれば、

そのひとつひとつの文章を静かな波の音を聞くように聞き入りもする国民がいる。

日本国民が自国の旗をもてば怪しまれるのに

アメリカ国民のもつ旗は堂々としていて純粋に見える。偏見かもしれない。

当選直後のスピーチは、素敵な言葉のちりばめられた文章だった。

ある話し手がある場面である言葉を話すと、こんなにも力を持つものか。。。

それは足し算も可能性の範囲も超えた世界である。

そんなとこに自分は魅了されたのかもしれない。


どうしてこのひとが大統領でありえるかの根拠を遠回しに語りかけてくるような、

だれものこころに染み込み、自分も当事者というように記憶されるかのような

言葉、表現、たとえ話、想い、ユーモア。一部抜粋。

~Forward~ まえへ!

—元植民地が自分たちの宿命を自ら決める権利を勝ち取ってから200年以上たったこの夜、この国の団結をより完成させるための仕事がさらに前に進みます。皆さんのおかげです。戦争や恐慌に打ち勝った心を、皆さんが再確認してくれたからです。この国を深い絶望の淵から素晴らしい希望の高みへと引き上げてくれた心のことです。私たちがそれぞれに個人の夢を追求する一方で、私たちはみな同じアメリカの家族なのだと。私たちはひとつの国、ひとつの国民として一緒に浮きも沈みもするのだという、信念のことです。


—20年前に結婚を承諾してくれた女性がいなければ、今の私はありません。ミシェル、公の場ではっきり言わせてもらいたい。今までで一番、君を愛してる。僕が君を愛するように、アメリカ中が君をファーストレディとして愛するようになるのを、僕はずっと眺めてきた。こんな誇らしいことはない。サーシャとマリーア。みんなの目の前で君たちはどんどん大きくなって、お母さんにそっくりの、強くて賢くて美しい若い女性になっていく。本当にすごく誇りに思ってるよ。ただし当分の間は、犬は一匹で十分だと思う。





選挙戦というのはくだらないものに見えることがある。ばかばかしく見えることだってある。それは承知しています。そのせいで、政治なんてしょせんエゴのぶつかり合いでしかないとか、特定利益が支配する領域に過ぎないとか、そうやって斜に構える連中に冷笑されてしまう。けれども実際に私たちの集会に来てくれた人たち、高校の体育館でロープに沿って並んだ人たちの話を聞いてもらったら、あるいは自宅を遠く離れた小さな地区の選挙事務所で遅くまで働く人たちを見てくれたら、たぶん違うものを目にすると思います。

 ~一部省略~ 

—政治にはそういう可能性がある。だから選挙は大事なんです。つまらなくなんかない。大きい。大事なんです。人口3億人の国の民主主義というのは、うるさくてごちゃごちゃしていて複雑なものになりがちです。みんな自分の意見を持っているし、誰もが信じる何かを深いところに抱いている。そして大変な時代の最中に、国として大きな決断をする時、感情がかき立てられ、対立がかき立てられるのは当然のことです。この夜が明けても、それは変わらない。変わるべきじゃない。私たちが議論するのは、私たちの自由の印です。自分たちが何かを主張しているまさにその時、遠い国々の人たちは、大事な問題について言い争うチャンスのために戦い、命を賭けている。私たちが今日そうしたように、投票する権利のために命を賭けている。それは決して忘れられない。



—この国の民主主義における市民の役割は、投票でおしまいではないからです。アメリカは、何をしてもらえるかという国ではありません。そういう国だったことは一度もない。協力し合って何ができるか、それがアメリカです。自治という大変な、なかなか報われない、けれども必要な努力を通じて。その理念こそ、この国の建国の精神です。



—私たちが豊かなのは、どの国よりも財力があるからではない。史上最強の軍隊を持つけれども、だから強いわけではない。この国の大学や文化は世界中からうらやましがられているけれども、世界中の人がこの国にやってくるのは、それが理由ではない。アメリカが特別なのは、地球上でもっとも多様なこの国をひとつに束ねる絆のおかげです。自分たちはひとつの運命を共有しているのだという、信念のおかげです。お互いや将来の世代に対する一定の義務を受け入れなければ、この国はうまくいかないという、そういう確信です。アメリカではあまりに多くの人が自由のために戦い、自由のために死んでいった。そうやって勝ち取った自由には権利もあれば責任もあるのだと。責任とはたとえば愛すること、思いやること、義務を果たし国を愛することだと。その信念があるからこそ、アメリカは偉大な国なのです。




—私はかねてから希望というのは、自分たちの中にある頑固な何かだと思ってきました。そんなの無理だとどんなに言われても、果敢に手を伸ばし続け、働き続け、戦い続ける勇気があれば、今より良いものが何か待っていると、頑なに信じ続ける何かだと。





選挙スピーチを考える別のひとが実際にいる。日本だって。

でも、この文章全体からはやはりオバマ自身の経験が、感情が入り込んでいるとおもう。

僕はそう信じてます。変に疑うよりも信じるほうが好きです。




冒頭でその場にいた応援してくれたひと、敵対候補ロムニーを応援していたひと

どちらにもアメリカはひとつであることを呼びかける。

それは、世界にもアメリカはひとつであるという意味合いも含んで。

次のファーストレディである妻や娘に関して述べるのはアメリカらしい。

人生の伴侶をもつことが大統領の器としても重視されるアメリカ。

社会の目にさらされながら生きるのは、大変だとおもう。

でも、ロムニー氏も述べたようにオバマの家族は選挙に関してもひとつだった。

家族をまとめれもしないひとに大統領はできないのかもしれない。

家族は誰にとっても自分のもつ一番小さくて、大切なものだもんね。



行き過ぎることもこともある、ネガティブキャンペーンなどはひどい。

それでも自分の3億分の1票の権利を行使するためにアメリカは熱くなる。

長い歴史のなか戦ってえた一票だからか、重みが違う。

いい意味で人々の"国を愛する"という方向性が日本と違う。

オバマの言う通り、一票の選挙権を得るために遠い国で戦う人々がいる。

日本人は平気でその一票を捨てる。なんでそんなことができるのか。



それは日本が豊かで、"何でもしてくれる国"のように人々を導いたから。

僕も含めて日本人は無意識のうちに公共にサービスを求める。

みんな気づかないけど、僕らはみんな自立しようとしない生活受給者だ。

自分でえさをとることを忘れてしまった動物園の動物。

無意識なのは"当たり前"でなかったことが"当たり前になってしまったせい"

ちょっと言い過ぎたかもしれない。でも、たまに石原都知事がいうことも真理ある。

"協力しあって何が出来るか" "自分のちからでなにが、なにを、社会に対して出来るか"

気づいてるひとは気づいている。でもわかっていそうで実はわかっていない。

僕も本当に理解できるように、行動できるようにまず、ちからをつけたい。



アメリカが特別なのは、地球上でもっとも多様なこの国をひとつに束ねる絆のおかげです。

日本だって特別だとおもう。ぼくはそれを自分なりに表現する言葉を探そう。

たくさんの言葉の勉強にも、自分の専攻でもある政治に関することを好き勝手述べました。

世界一周にあまり関係なくてごめんなさい。でも、僕らの住んでる世界のことです。



言葉って口からでた途端、過去にいきますよね。

でも、本当は過去だけじゃないんです。

言葉は口からでた途端、未来にもいきます。


例えば恋愛をしているカップルの言葉。

口からでた言葉、もう過去になった言葉のことでケンカすることもあれば

口からでた言葉、未来に向けて、相手のことを信じようとおもえる。

そんな言葉もあるのを実は知っているとおもいます。


恋愛に限った言葉ではなく自分の口から発せられるあらゆる言葉が未来と過去にいきます。

聞いたひとはそれを聞いてそのひとを嫌いにも好きにもなるかもしれません。

そして自分の身を取り巻く環境も変わっていくかもしれません。

人柄はその微妙な世界のなかでかたちを変えながらかたちづくられていきます。

だから、言葉は人柄につながるんです。


オバマが発した言葉には重い責任がのっています。それとイコールの期待も。

でもそうやって彼はここまで辿り着いたんだとおもいます。

英文からコピー考えるのいいかも。おしまい

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オバマの日常の写真
このブログで引用した写真はホワイトハウスのFrickerにおさめられてる写真です。
緊張の瞬間から和める写真までたくさんのいい写真がありました。
そこからも人柄が見えてきた気がします。

スピーチ和訳
ぜひ、読んで見てください。
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今日も読んでいただいてありがとうございました。
読んでくれる人のこころになにか残せるように言葉を探します。
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