2012年10月7日日曜日

タイのオカマが教えてくれたこと。

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決してタイをわかったつもりではないけれど、タイ人の考えに、習慣に、少しでも近づこうとしながら1ヶ月を過ごした。
その中から見えたものをまとめるので、タイに旅行に行く機会があれば思い出して自分の目でその社会の仕組みを見てみてください。



オカマがくれたタイを見るヒント。

どうしてタイにはオカマ、(タイ人はレディボーイと呼ぶ)が多いのでしょう?

だれもが疑問に思ったことがあると思いますが、僕なりの答えは

"オカマをタイの社会が受容しているから"

お金を稼ぐことが出来る、性転換技術が発達している。

そんな話は問題の一部の側面や過程のことであって本質ではありません。

オカマがいつから増えだしたかは知ることが出来ませんでしたが、社会的な要因としては"男性より女性がしっかり働くことからの女性優位社会であることが子供のときの男児に母親への憧れを強く持たせるから。"がぼくが最も納得している答えです。

結婚もせずに、生活は女性を頼りにする低所得者層のタイ人男性。

女性の平均出産年齢は20代前半と若く、シングルマザーになってしまうことの多さ。

それでもめげないタイ人の母親の姿に純粋に子供は憧れたのだと思います。

また、オカマが受容されるのにもストーリーがあることに気づかされました。

今でこそウエイターやお店のスタッフにいることは当たり前で、最近ではフライトアテンダントにまでオカマが進出したそうですがそうでない時期も当然あったはず。

しかし、彼女らは"仕事に対する努力と頭の良さ"でその存在を社会に認めさせてきたようです。

仕事に対する姿勢の目標は苦しい生活環境にも負けない尊敬していた母親の姿かもしれません。

頭の良さは、人と違うことで生まれる独特の悩みや周囲に認められるために人一倍努力した証かもしれません。

その歴史の積み重ねとタイ人の持つ「人の見方」が重なって今のような雰囲気のタイになってるのかな。

その「人の見方」は"ひとそのものを見る"というと当たり前に聞こえるけど、日本人には実は難しいことで無意識に"常識"というふるいにかけているからです。

タイの女性社会進出率は世界でも上位ですし、考え方も取り入れるべき点がありそうです。

日本はなんでも既存の常識で判断して、それ以外を排除しようとする流れが強いので時には肩の力を抜いて受け入れられる器を広げていければいいですね。

タイでは一度もショーなどに行かなかったので、帰国したら友達と新宿3丁目に行って価値観広げてこようと思います。


タイの階級格差社会。

旅をしていてもなかなか旅人には触れられないこの問題。

上位階級の人が物売りや運転手に対して信じられないほど高圧的な態度で接しているのを見ても、旅人にはただのケンカかなにかにしか見えないのだろう。

僕にも見ることが難しかったけど、僕が見えたのは上位階級の派手さ。

音楽をならしたスポーツカー、ハーレーにまたがるおっさん、ブランドもので身を固めた女性。

惜しみもなく着飾る姿が多いことに違和感を感じた。

"身につけるものがその人の階級を表す。"

どうやらそのような考えがタイにはあるらしかった。

周囲に自分の階級をきちんと伝えるための手段。

大学生が制服を着るのも大学生というのがエリートに進む道なので敬われるからである。

日本のタイ駐在員が比較的高い土地に住むのも交渉で不利な低い身分に見られないようにするためであるらしい。

日本も所得格差などが広がるが世界にはもっとひどいところがあることを思い知らされる。

"自分次第で成り上がれるチャンスがいつでもあること。"

これも当たり前になっていたが当たり前でない日が来るかもしれない。

僕たちも含めこれからの将来のためにもその機会は守る意識を持つことと、

「いつかビックになってやる」のいつかはもっと一日一日を意識したものにしないといけないと自分に言い聞かせた。

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旅では天気のように"常識"が変わったりする。

それを受け入れていくことが

自分の中で別の何か新しいものを受け入れていく

器になるはず。

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今日も読んでいただいてありがとうございました。
順位がだいぶ下がってしまいました。
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