2012年9月2日日曜日

バンコク到着の朝に。

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出逢いと石ころ

 旅の出会いはすぐに訪れます。そして別れも。

旅をはじめてまだ二日目だけども、でも分かる。知ってる。答えはシンプル。

"すべては自分次第ということ"

たったいま、このブログから目をそらした先に知らない人がいたとして、

そしてそのひとに話しかけ、仲良くなる。

たったそれだけのことを「出逢い」ってだれもが呼ぶ。

非日常ではなく、ありふれてるはずの日常です。道端にあるいしころみたいに。

でも、日本の石ころは目に見えないルールというコンクリートのしたになっているけど。


"そこらへんに転がる石ころを拾うか拾わないか"


 エアコンに慣れた身体にもわっとした深夜のアジアの空気がまとわりつく。

タイの空気を吸い込むと同時に、「さあどうしようか。」と。

重い荷物をいつまで持たなければいけないのか、と肩が嘆く。

優しそうな笑みを浮かべながら近づいてくるタクシー運ちゃん。

提示する額は1500→800バーツ(2200円)

「おまえはいいやつそうだから。」と運ちゃん。

「おじさんこそ。」とぼく。高すぎるけどね。丁寧に断る。

悔しそうな表情の運ちゃんを背に、海外に来たことを改めて実感させられ、思わずくちがにやけた。

(実際のとこ300バーツとか!!)

その後は空港をふらふらして出会った日本人3人と明るくなるまで空港で待機することに。

SIVIO関西支部の女の子2人に、整体師さん1人。

出逢いが不安を和らげ、話すことで時間を忘れさせてくれた。

きっとこれからも幾度となく出逢いに救われるんだろう。

勇気を持って話しかけた、その先に後悔は少ない。


タクシーは発着ゲートから乗るのがコツ。

空港までの片道を送ってきた運ちゃんは帰りに人を乗せたいから安く交渉しやすい。

「500バーツ」という運ちゃんA。

「たっかーい。400にして!」とぼく。

「450。これ以上むりだから!」運ちゃんA。

「おれ、400でいいよ!」運ちゃんB。

「400でいいから、乗れ!」運ちゃんA。

喜んで乗り込むぼくら4人。ひとつなにか違和感を感じて。

フィリピンの経験からいうと、タクシーの運ちゃんとは仲良くなればが悪いことが起こる確率がぐっと下がる。

ぼく、どんな宗教より"人間臭さ"のほう信じます。

気持ちよく付き合った奴をだます時のこころの葛藤のハードルは決して低くないと思う。

空港からカオサンまでの道のりを、130キロのスピードを出して荒く運転する運ちゃん。

スピード感にテンションがあがる一方で、晴れない運ちゃんの表情。

運転の荒さにその心中が写る。僕は話しかけ続けた。

なにか会話の接点が欲しくて、いえ、こころの接点を作りたくて。


タクシーがカオサンに着く。結局、僕の問いかけにろくに答えは返ってこなかった。

僕は残念だけど、警戒した。

「ハイウェイ乗ったんだから500バーツだ。」運ちゃんA

「ごめん。400って約束したよね。ありがとう。さよなら。」とぼく。

そう吐き捨てるように言わなければいけなかった自分を悔やむ。

後ろ髪を引かれるような感覚。



なにが彼のこころに触れられたのだろう・・・・

これは絶対乗ってくると確信してた"クレヨンしんちゃん"の置物。

表情のないその表情が僕をバカにしていた。


ばかやろう。


そして、いよいよ薄暗い朝のカオサンロードへ歩を進める。




世界一周のお金はどこからきたのか

 ぼくもいわゆる学生貧乏旅になる。いまは大学3年生を1年休学してこの旅に望んでいる。

世界一周の資金稼ぎは2年生の春休みから始めた。

某通信携帯業界の会社で社会人に混じって4ヶ月間お仕事をさせていただき、

お金以上の体験も得ながら、最終的に85万円を貯めた。

しかし、MacBook Airや海外保険、予防接種、HPソフトなど購入したため残った金額は60万程度といったところ。

自分でも意外に少なく驚いている。

反省すべき点はあるけども、こうなったらこうでお金のない旅を楽しもう。

嘆くよりだったら「手持ちのカードを最大限活かせる方法」を考える。

お金のないことでぼくの作り出す話が薄くなるならその程度だしね。

そんなのお金があっても薄っぺらい。

それにお金がなくても、世界一周ブログランキングの読者に印象深い問いかけや世界観を

見せつけてくれたブロガーの方たちがいたのを僕は知っているから。

いまはまだその背中を追いかけて。


なにか心に残せる表現ができていたでしょうか?
まだまだですね。努力します。

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